おおげさな題名となりましたが、投資を始めると様々な方向から人生自体を考えるきっかけを与えられます。
40代の私からすると、上の年代(50代、60代)の考えや価値観も半分くらいは理解出来てしまうので「年功序列、終身雇用、マイホーム志向」というのが分からなくもない年代ではあります。
しかしながら、そうした考えは現代では危険であることは明白です。
上の年代の方々はそれでも大丈夫な時代を生きてきた、というだけのことですね。
自らを今一度振り返りつつ、今後を考えるうえで「投資」を始めてみて、変わったことや気づいたことをまとめてみたいと思います。
・「投資」に興味はあるけどいまいち踏み込めない。
・「投資」に回すお金の余裕がない。
・この先、「投資」することで何が変わるのか、何が良いのか?
このような方々の背中を押すきっかけになれば幸いです。
目次
①お金の使い道をしっかり考えるようになった。節約癖がついた。
元々、貯蓄がしっかりできるタイプの方であれば、貯金⇒投資へのシフトは大きなハードルではないかもしれません。
なんといっても「元手」となるお金を貯める力があるからです。
私のように「お金はあればあるだけ、使う。」生活を続けていた人間にとって、「お金を使わないで貯める。」ということがまず高いハードルです。
さすがに結婚を機に貯蓄はできるようになりましたが、それにしても「環境の変化」が要因であることは明白です。
前置きが長くなりましたが、「投資」を始めたことによって、
・余ったお金⇒投資に回す(回したくなる。何故って増やしたいから。)
・格安スマホ導入、保険の見直し、など節約癖がついた。
・何かを買う際に本当に必要か、有益か?を考えるようになった=無駄遣いの減少
・お金自体や、身の回りのものをより大事にするようになった。
逆説的ですが、お金がない人ほど早く投資を始めて、お金の大切さ、投資の有用性を知ることで「無駄遣いをしなくなる」という良い循環を作れるのではないでしょうか。
昔の自分に教えたいです、ホントに。
また節約は大切ですが、「ここにはお金をかける。」というのも明らかにしておくと精神衛生上よろしいと思います。
私の場合は、持たなければ大きな節約になる「クルマ」ですが、休日を家族、犬と過ごすうえでは必要不可欠と判断して所有し続けています。
何にお金を使うのか、何に使わないのか、をあらためて考えることは「価値観の再構築」作業といえるでしょう。
②人生設計を具体的に考えるきっかけとなった。
サラリーマンをやっているとどうしても、自分より上の年代の人たちを見て「定年がやってきて、年金をもらうまでは嘱託で働いて、やっと社会人生活が終わるんだなあ。あとウン十年、大変だ。」などと途方に暮れてしまいがち。
自分にとっても、それが最良の生き方であれば問題ないですが、「このままでいいのかな?でもどうしたらいいんだろう。」と思う人もたくさんいると思います。
私の投資のきっかけは、なんとなく貯金だけしてても増えないな、「とりあえず小額からやってみるか。」程度でした。
その程度の気持ちから始めた投資ですが、金額が増えるごとに「意外に増えるし、目標額をしっかり決めてやってみよう。」という気持ちにさせられました。
果ては、「これだけ投資ができるのであれば、〇〇歳の時にセミリタイヤも可能かも?」とか「リフォーム代も今から投資していけば、ある程度理想に近づけるかも。」など、これからの人生の夢や理想を具体的に考えられるようになってきました。
③経済やお金の勉強をするきっかけとなった。
投資をきっかけにして、お金と、それに密接に関係する経済についても興味が出てきました。
「お金の勉強」という意味では、以前おススメ動画の中でで紹介した
「両学長 リベラルアーツ大学」の動画の影響が大きいです。
「お金の勉強の教科書的動画」と言えます。学生の頃から習いたい内容盛りだくさんです。
両学長は30代のようですが、お金に関しての考察、人生観、などは舌を巻くものがあり、脱帽です。
投資、節約、副業など現在私も実践していることは、両学長の動画がベースになっています。ブログを始めたのもその一つです。
それ以外にも、世界経済の動向には敏感になりましたし、経済と株価の関係など今までは他人事でしたが、今は身近に感じます。
投資と「投機や博打」の違いを知ることも、人生に大きな影響を与えます。
<まとめ>
・投資を始める⇒同時に節約の大切さを知る。
・投資を始める⇒元手を増やしたい⇒副業を始める。
・投資を始める⇒人生設計が具体的になる。
・投資を始める⇒お金を増やしたい⇒経済を勉強したくなる。
投資の効用は思いのほか大きく、言い過ぎかもしれませんが、人生を変えていく力、変えていくきっかけをくれる力を含んでいると感じます。
<余談>
先ほど、高橋ダンさんの動画を観ていましたが、人生で一番お金がかかるのは「引退後」というお話でした。
みんな、「投資は面倒だ、よくわからない。」と言って敬遠するが、
「お金は使うし、あったほうがいいでしょ。そしたら投資するのが大事。例えばアメリカ経済は年10%程度成長してるんだから株持ってるだけでいいんだよ。難しいことないよ。」と訴えておりました。
投資は必要不可欠だ、ということですね。
日本は、まだまだ投資途上国、これからの10年後、20年後は全く違う状況になっているんでしょうね。