節約

節約術 Part2 ~普段の消費行動の見直し編~

目次

前回は節約術Part1として、固定費の削減をご案内しました。
節約術 Part1 ~固定費削減編~

今回は、行動の習慣を見直すことから節約を目指す方法をご紹介します。

・気付いたら余計なものを買ってしまっている。

・あればあるだけおカネを使ってしまう。

・家がモノだらけになってしまっている。

そんなあなたのヒントになれば幸いです。

節約術 Part2 ~普段の消費行動の見直し編~

じぶんの普段の消費行動や消費傾向を、いまいちど見直してみることで、ムダ遣いを減らせる可能性が高まります。

本日の処方箋は以下の通りです。

・お気に入り・定番を(早いうちに)見つける。
・給料の振込額を決め、据え置きにする。
・バーゲン・セールだから買う、をよく考える。
・飲み会・付き合いをセーブする。
・消費よりも、創作を選んでみる。

 

お気に入り・定番を(早いうちに)見つける。

例えば、服に関しては最近は「すべてユニクロ!」という人も多いようですね。
機能性・コスパ・デザインすべて十二分といったところでしょうか。

このように、ひとつ定番が決まると、他のあたらしいものが出ても、「俺の定番はコレ。」と決まっていれば、ブレがなく、無駄な散財も減るでしょう。

たとえ、「ユニクロばかりじゃ飽きたなあ。」となっても、ユニクロの服を基準に、コスパ、機能性、デザインで「アリ!」と思えたなら買うのも良いでしょう。

自分なりの定番は、価値判断の試金石になりますね。

もちろん服だけではなく、あらゆるおカネのかかる場面で流用できますね。

ただ保険や投資商品などモノによっては、「今の状況でこれでいいのか?」という定期的なチェックが必要なものもありますね。

 

給料の振込額を決め、据え置きにする。


サラリーマンならば、給料は基本的に少しづつ増えていくので、振り込まれる額も年々上がっていくでしょう。

ある程度、節制しながら「ムダ遣いしなければ、これくらいの金額があればやりくり出来るな。」という金額をまずは把握しましょう。

その後は、給料が上がって振込額が増えても、上がった分の給料は貯金や投資に回していくのが賢明です。

おススメは

財形貯蓄の金額を増やして、振込額は何年たっても同一にしておく。
積立投資(投資信託)の金額を増やして、使える金額は一定にしておく。
別口座を用意して、有事の際に使うおカネとして蓄える。

「ムダ遣いしないぞ!」と意思の力に頼るよりも、なるべく物理的に「(おカネを)使いたくても使えない。」状況に持っていくのがポイントです。

気付いたら「使ってしまった。。」ではなく、「貯まってしまった!(投資で)いや、増えてしまった!」となればしめたものです。

 

バーゲン・セールだから買う、をよく考える。

バーゲンやセールを利用するのは、節約の面からみれば合理的だと思いますし、おトクな気分にもなれますね。

ただし、ホントに欲しいのか?必要なのか?を考えずに、「セールだから買う。」と思考停止してしまうのは考えものです。

 

バーゲンやセールの使い方(考え方)として、例えば以下のような姿勢を持つのはどうでしょうか。

前から狙っていたもの(それに近いもの)が、セールで安くなっていたから買う。
・最悪この金額ならば、銭失いになっても後悔しないから買う。(ホントは避けたいですが本人が納得できていれば。)
・福袋など、金額的に圧倒的にお得。(5点中、4点は納得できるから買うとか。)
・「年末のセールでいくらまでは使える。」と自分でルールを決めてから買う。

一番のおススメは「セールで狙うものを決めておく」ことですが、もしそうでなくとも自分の中で「バーゲンやセールには自分はこう挑む!」というポリシーみたいなものがあると、主導権をもって買い物に臨めますね。

 

飲み会・付き合いをセーブする。

個人的には、お酒を通したコミュニケーションはとても有益だと思いますし、楽しい時間を過ごせるのであればプライスレスと言えなくもありません。

ただし、

・ホントはそれほど乗り気じゃないけれど、暇だから何となく。
・ホントはやりたいこと、やるべきことがある(副業、勉強など)のに、それほど有益とは思えない飲み会におカネ、時間を奪われてしまっている。
・ついつい二次会、三次会、おカネと体力をムダに奪われてしまっている。

以上のような状態が続くと、おカネはいくらあっても足りませんし、自分のための時間を生み出せません。

以前の私が上記のような状態でした。
当然ながら、おカネは貯まりませんね。。

若いうちは、何事も断らない姿勢も必要ですが、同時に少しづつ「上手に断る。」ことも覚えていかないと、自分の時間を確保できませんし、ムダに出費も増えてしまいます。

方法としては

問答無用で「今回はいけない。」と断る。
しつこく食い下がってくる人がたまにいますが、そうした人は、人の「時間」に関して何らの価値感も持ち合わせていないことが考えられます。
分別のある人なら「そっか、じゃあまたの機会ね。」とサラッとと言ってくれるはずです。

今月の飲み代の金額、または回数をあらかじめ決めておく。
これができれば苦労しないのですが、「(おカネが)ないものはない。」と諦める一つの理由にできます。
また回数設定しておくことで、「来月なら大丈夫です。」のような代替案も提示できますね。

2次会、3次会は断る。
もう1次会である程度酔っぱらってますから、グダグダしてたら「お疲れさまでした!」とさわやかに去るか、どさくさ紛れに「何もいわずに帰る。」のが賢いでしょう。
会社の飲み会でも「帰りやがってけしからん。」という上司のほうがけしからん、ということです。人の時間は尊重したいものですね。

 

 

消費よりも、創作を選んでみる。

あたりまえですが、消費=おカネをつかうこと、です。
いわば、人が作ったモノやサービスに対して、楽しみや、便利さ、感動などを得られるので、おカネを支払うわけですね。

何かを享受する代わりに、対価としておカネと交換するわけですね。

反対に、あなたが何かを生み出すことに、楽しみや、感動、自分の成長、人のためになって良かった、などを感じることができれば、消費だけよりも豊かな人生に近づけるのではないでしょうか。

初期費用はもちろんゼロではありませんし、モノによっては独学が難しいものもありますが、何かを作り出す喜びというのは、何物にも代えがたいものがあります。

また、好きなことがいずれ収益につながるかもしれません。

例えば

・陶芸を習得してみる。
・音楽を作り出してみる。(DTMなど)
・手芸を始めてみる。
・ブログ、YouTubeをやってみる。
・レンタル農園で野菜作り。

まだまだ世の中には、何かを作り出す方法はたくさんあるはずです。

クリエイティブな作業で脳、手足を働かせることは健康にもプラスです。

「これ!」と思ったものをまずは始めてみましょう、合わなければ次のものにトライすればいいだけです。

ただただ消費するだけではなく、創作するチカラを育ててみることで節約、楽しみ、健康にプラスになるかもしれません。

<本日のおさらい>

・お気に入り・定番を(早いうちに)見つける。
・給料の振込額を決め、据え置きにする。
・バーゲン・セールだから買う、をよく考える。
・飲み会・付き合いをセーブする。
・消費よりも、創作を選んでみる。

以上、消費行動の見直しから節約を狙う方法をお伝えしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!