みなさん、マイナンバーカードは既にお作りでしょうか?(マイナンバー通知カードではありません。)
なんとなく「政府に個人情報がどんどん取られていく。」ようなイメージもあり釈然としないところはありますが、まずはマイナンバーカードを作ってみて感じられたメリット3点をお伝えできればと思います。
「絶対絶対、早く作ったほうがいいよー。」とまでは言えませんが、「お、これは便利だな。作っといて良かった。」と思える場面は確実にありました。
以下のような方の参考になれば幸いです。
・マイナンバーカード持つ意味あるの?
・マイナンバーカードを実際に持った人の感想を聞きたい。
・マイナンバーカード作るか、作るまいか迷っている。
それでは順を追って見ていきましょう。
目次
マイナンバーカード メリット3点 作ってみて感じたこと
先にメリット3点を以下にお示しします。
<メリット3点>
①住民票、印鑑登録証明書等がコンビニで取得できる(コストも減)
②特別定額給付金の申請がラクだった。&入金も早かった。
③確定申告がスマホ1つで簡単に。
メリット①住民票、印鑑登録証明書等がコンビニで取得できる(コストも減)
なんと言っても、「住民票、印鑑登録証明書」を気軽にコンビニで取得できることが、今のところ一番のメリットだと感じます。
以下が詳細なメリットになります。
・日本中に散らばっている幾多のコンビニから公的証明書が取得できる。
・基本、待ち時間はない
・発行手数料も安い
普段から役所に行くことは、特にサラリーマンであれば、そう多くはないと思います。
基本平日しかやってませんし、公的証明書を取得する窓口や器械が役所にしかないから、わざわざ出向くというのは非常に効率が悪かったわけです。(もちろん郵送も時間がかかるのがデメリットですね。)
また場合によっては待ち時間が長くなることも考えられます。
以上のデメリットはコンビニであれば一発解消ですね。
発行料に関しても、コンビニでの取得の場合、実は役所に行くより安く設定されています。(自治体によるかもしれないので要確認)
*ちなみに私の経験談ですが、これまでは500円くらいだったはずですが、コンビニ取得時は350円程度で取得できました。
住民票、印鑑登録証明書が必要な時は、日常茶飯事ではありません。
しかしながら、いざとなると面倒ですし、もう一枚必要だった、みたいな時もなくはないので、手軽にコンビニから取得できるのはそこそこのメリットだと思いますね。
<取得可能な公的証明書は以下の通り>
・住民票の写し
・住民票記載事項証明書
・印鑑登録証明書
・各種税証明書
・戸籍証明書(全部次項証明書、個人次項証明書) などです。
上記証明書の中には、人によっては、自治体の整備が追い付いていないところもあり、取得できない場合もありますので、注意してください。
私の例ですが、戸籍証明書をコンビニで取得しようとしたのですが、本籍の自治体がコンビニ取得に対応していなかった為、結局役所に出向くことになりました。
メリット②特別定額給付金の申請がラクだった。&入金も早かった。
記憶に新しい、「特別定額給付金 10万円」
マイナンバーカード保持者であれば、オンラインで簡単申請⇒早々入金(振込み)がされました。
世の中が、窓口が混んでいる、申請の仕方がよく分からない、早くもらいたい、となっているときも、わたしのところにはあっという間に入金がされました。
全国民が対象になるようなときこそ、オンラインで事が済んでしまうのは非常に利便性が良いです。
一般の会社以上に全国民が対象になる自治体の業務こそ、オンライン化を急ぐべきだったはずですが、そのあたり腰が重いのは周知のとおりです。
今後も給付金だけでなく、自分が対象となる申請に関してはマイナンバーカードを持っていることで、オンライン申請で済んでしまうようになっていくでしょう。
今後のことを見据えると、行政、自治体とのやり取りは「マイナンバーカード」さえあれば、面倒なくスピーディになっていく可能性が高いです。
窓口じゃないと不安、という方も一定数はいるかと思いますが、その場合、時間、手間がかかってもいいというスタンスが必要になります。
メリット③確定申告がスマホ1つで簡単に
私の例ですが、確定申告は以前はPCで入力、プリントアウトしたものを郵送という形で行っていました。
(ICカードリーダーがあればプリントアウトの必要はないのですが、確定申告の為だけにリーダーを購入する気にはなれませんでした。)
スマホの場合は、基本マイナンバーカードの読み取りが出来ますので、ICカードリーダーは不要です。入力後、送信すれば、はいお終い。
確定申告もマイナンバーカード保持者にとって、行政手続きのIT化の恩恵の大きさを痛感できる制度の一つですね。
<おさらい&まとめ>
<マイナンバーカード作ってよかった メリット3点>
①住民票、印鑑登録証明書等がコンビニで取得できる(コストも減)
②特別定額給付金の申請がラクだった。&入金も早かった。
③確定申告がスマホ1つで簡単に。
その他、言われているメリットとしては
・公的証明書になる(免許証・パスポートと同格)
・マイナポイント (5000円分もらえる)
・保険証としての機能が追加される予定
諸々、国としてはメリットを強調して、マイナンバーカード保持者を増やしたい思惑がありますね。
是非、今後もさらにマイナンバーカードを持つことに意味がある制度設計をしてほしいものですね。
個人的には、とにかく「行政手続きの簡素化」により一層の期待をしたいですね。
また今回の記事が、マイナンバーカード作るか作らないかのひとつの参考になれば幸いです。